【防災】命の水
近年は気候変動により強い台風や豪雨が
突然発生して想像をはるかに超えた災害をもたらし
あっという間にこれまでの生活を一変させてしまうような
悲しい出来事が現実に起きてしまっています。
災害時に一番大切なモノ。それは勿論「命」です。
次に大切なモノは何か?
それは「水」です。
台風や豪雨がもたらす災害は「水害」なので
なんとも皮肉な感じがしますが人間は「水」がないと生きられません。
逆に言うと「水」だけがあればある程度生き延びる事が出来ます。
「水」を飲んでちゃんと睡眠がとれる状況であれば
ご飯を食べなくても2〜3週間生き延びられるといいます。
(勿論その人の体力や環境や状況にもよります)
「水」がなければ4,5日で命がなくなります。
人間が1日に必要な水の量は3Lと言われています。
市販されている大きいペットボトル1本が1.5L位なので
ペットボトル2本分です。
【防災】への備えは最低で3日分と言われているので
一人分の備えでペットボトル2本×3日=6本分になります。
ご家族の分まで備えるとなるとなかなかの量!ですが
命を守る為の最低限の備えと考えてください。
ペットボトルに記載されている水の「期限」ですが
「賞味期限」なので「消費期限」ではありません。
ペットボトルの水の場合は「水が飲めなくなる期限」ではなく
「表示された容量が確保される期限」が「賞味期限」として
記載されているそうです。(日が経つと蒸発して容量が減ってしまうので)
なので「期限」が過ぎていても水は飲めます。
もし常備していたペットボトルが災害時に「期限」を過ぎていたとしても
大幅に過ぎていなければ飲むことはできるので覚えておいてください。
(決してすぐに捨てないで!)
あと飲む水以外にもトイレなど飲み水以外の用途に使う水として
飲み終わったペットボトルに水を貯めて庭やベランダに
保管しておくと非常時に助かります。
(猫よけみたいにならない程度で)
1日一人1L分位あると良いです。
最近は災害用に長期保存出来る水がたくさん出ています。
こまめに買い替えるのもなかなか大変なので
長期保存用を備えておくと良いかもしれません。