気圧と戦う!気象病研究室

koの気象病研究室 【気象病体感発信中】

【気象病】漢方専門外来

【気象病】専門のお医者さんがいらっしゃいます。 

 もちろん【気象病】の体調不慮ならば

【気象病】専門外来に通うのが一番良いのですが

【気象病】専門外来自体がまだまだ一般的ではなく数が少ないので

近くにないため通いたくても通えないという方が多いと思います。

 

そんな方はかわりに漢方専門外来を尋ねてみてはいかがでしょうか?

 

なぜ漢方専門外来?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

【気象病】のような体調不慮の症状は気候の激しい変化によって

人間の全身の70%をしめている水の巡りが悪くなって

バランスを崩し、体調不慮を引き起こしてしまいます。

 

漢方には水の巡りを整える効果があるので

気象病のような症状の改善には相性が良いと言われています。

【気象病】専門外来でも漢方が処方されることが多いようです。f:id:ko-kiatsu:20200919200848p:plain

koも相談をしに一般の漢方専門外来「保険適用」

のお医者さんに行ってみることにしました。

 

koは「保険適用」の漢方専門外来をあえて選んで行きました。

その理由を教えると…

 

漢方にこだわるのであれば街に漢方専門で一人一人の体調に合わせて

漢方を処方し煎じてくださる素晴らしいお店が沢山あります。

しかし全てオーダーメイドになるので当然高額になってしまうため

続けるとなると大変です。

 

漢方を処方してくださるお医者さん自体も沢山あります。

その中でなぜあえて「保険適用」出来るところを選んだのか?

 

それは「保険適用」出来るか出来ないかでかなり料金が違うからです。

 

やはり改善するために長く通い続けることを考えるならば

「保険適用」の漢方専門外来が料金的には断然オススメです。

 

漢方を「保険適用」しているところはちゃんとホームページ等に

記載してあることが多いので事前に確認してから行きましょう。

 

初めての漢方専門外来。

 

koは【気象病】による体調不慮の緩和と

一年中「冷え性」がひどいのでその内容で

お医者さんに相談してみることにしました。

 

いわゆる内科とはちょっと様子が違います。

 

症状を伝えるとまず両手を出して下さいと言われ脈の状態確認。

次は舌を出して下さいと言われ舌の表と裏の状態を目視で確認。

あとは少し横になってお腹のあたりの触診。

診察はこれで終了です。

 

どうやって判断しているのか?とても不思議な感覚があります。

 

koの診察結果ですが、体がとにかく冷えきってしまっているのと

体の中の余計な水分がうまく排出できず、巡りが悪くなっているので

体質改善をしながらゆっくり治していきましょうとのことでした。

 

漢方薬には短期間で即効性のあるものと

長期に飲み続けることによって体質改善をしていきながら

徐々に効果を発していくタイプのものがあるようです。

 

koの場合は後者ということになります。

 

また漢方薬には体質によって相性があるようで

何も感じずに(漢方独特の匂いや味のクセはありますが)

普通に飲めたら大丈夫ですが、もし飲んですぐ体が拒絶感を覚えるようであれば

相性が悪いのですぐに中止してくださいとのことでした。

その拒絶する感覚は飲んだ時にすぐはっきりわかるようです。

 

よく拒絶感を感じてもお医者さんが処方してくださったからといって

無理して飲み続ける方が多いみたいですが

決して良くないのでその場合はすぐに中止して

別のものを処方し直していただくのが正解です。

 

初めての漢方専門外来ではツムラの100以上ある漢方薬の種類の中から

「牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)」という漢方を処方して下さいました。

 

漢方薬を飲んでみた結果ですが

漢方を始める前と後では飲み続けて体質改善を試みていることもあり

【気象病】の症状も前より緩和されてきている気がします。

ひどかった「冷え性」もだいぶ緩和されてきています。

 

その後も一ヶ月に一回のペースで通い続けています。

改善の状況を診ていただきながらその都度状況に合わせて

漢方薬を変えていただき「牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)」

→「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)」をたどって

今は「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」でしばらく落ち着いています。

(これはあくまでもkoの体質や症状にあわせて処方していただいたものです)

 

今はネットでもドラッグストアでも漢方薬を買えたりもしますが

自己判断をせず一度は漢方専門外来を訪れることをお勧めします。

同じ漢方薬であっても「保険適用」があるかないかもとても大きいです。

 

お医者さんがおっしゃっていたのは

症状がひどくなってから来院される方がとても多いですが

症状がひどくなる前に一度相談に来て欲しいとのことでした。

 

漢方はそもそも病気になる前の体の不調「未病」に対応するものであるので

悪くなってから治すのではなく、悪くなる前の不調の時点から

上手く活用していくのが一番良いそうです。

 

もし体調のことで少しでもモヤモヤしていることがあったら

一人で悩まず、まずはお医者さんに相談してみましょう!